遠野物語教室

By tmkenkyu on 2002/5/25 17:11 in 遠野物語散歩 | No Comments

遠野物語教室 2002年5月25日
担当 佐藤誠輔、千葉博

第2回遠野物語教室は太古、遠野は湖であったという湖水伝説(第一話)を千葉博研究員に、遠野三山の
三女神伝説(第二話)を佐藤誠輔研究員にお話していただきました。

tiba.jpg本文の題目 地勢 第一話湖水伝説
遠野郷は今の陸中上閉伊郡の西の半分、山々にて取り囲まれたる平地なり。・・・
みんなで音読し一説ずつ千葉さんが解説してくださいました。

 

seiyu2.jpg本文題目 神の始 三女神伝説
  早池峰の女神
  石上山の姥石
  荒滝の話 
  三つの話を解りやすくお話してくださいました。

ubaisi.jpg石上山の姥石の話の中に出てくる牛に乗った巫女というのがありますがこの絵は石上神社所蔵の絵額です。
300年ほど前のものでだいぶ傷んでいるんですが、確かに誰かが牛に乗っていますね。

 

 

遠野物語教室

By tmkenkyu on 2002/5/18 17:07 in 遠野物語散歩 | No Comments

遠野物語教室 2002年5月18日
担当高柳俊郎

『遠野物語』が、昔話集だと思っている人がいます。また、遠野の話は全部『遠野物語』だと勘違いしている人もいます。このような人のために今年度は一から解りやすくお話します。『遠野物語』は明治43年に柳田国男によって、その当時の遠野での出来事、目の前に見られた事実の話として書かれたものなです。

『遠野物語』の成立
  1 『遠野物語』作った4人
    柳田国男
    佐々木喜善
    水野葉舟
    伊能嘉矩
  2 『遠野物語』成立
  3 増補版『遠野物語』成立
  4 『遠野物語』ブームは最近のこと
  5 『遠野物語』の読み方
『遠野物語』の「序文」第二段落、遠野紀行文を読む

kyousitu1.jpg
 20代から70代の幅広い新しい受講者を迎え高柳先生のお話を聞き、『遠野物語』の序文をみんなで声を出して読み、解き砕いていくという感じで良い滑り出しでした。

昔話教室

By tmkenkyu on 2002/5/17 17:08 in 昔ばなし教室 | No Comments

昔話教室 2002年5月17日
担当佐藤誠輔

めあて
口承文芸としての「遠野の昔話」を大事にして行きたい。
また昔話を持っている人や語り継ぐ人を大事にして行きたい。
こんな人に集まってほしい
 「遠野の昔話」を、たくさん聞きたい。
 「遠野の昔の話」をたくさん聞きたい。
seiyu.jpg和やかに進行していく佐藤誠輔先生

yae.jpg今日の語り部さんは阿部ヤエさん
わらべ歌をまじえて昔話を語ってくださいました。
今日の話は「豆っこ話」

 

sadatomo.jpg昔話語り部ボランティア「いろり火の会」の黒一点貴重な存在。
海野ノリ子さんの語りを聞いて是非ともやりたくなったと言う方。
「鼻のない男と髪のない女」の話をしてくれました。

 

sumi.jpg参加者と菊池スミさん 

短信67号 『遠野物語』99話

By takayanagi on 2002/5/3 17:00 in 短信 | No Comments

『遠野物語』99話は、田の浜で津波に遭った福二さんが、夏の始めの月夜に妻の亡霊に逢うと言う話である。やりきれないほど切ない話であるが、これは佐々木喜善の祖母の弟の実話である。 
 
tanshin67.jpg 今日、長根勝(まさる)氏が研究所を訪ねてきた。以下、勝氏からの聞き取りである。
 「生き残りたる二人の子と共に」の2人は、吉五郎と「けんじおんちゃ」と呼んでいて大槌の安渡へ行った二人であるという。津波に遭った福二さん→その子が吉五郎さん→孫が真平(しんぺい)さん→そしてひこ孫が静夫(昭和4年生)さん→現在は勝(昭和32年生)さんの代となる。静夫さんが弱くなって、その奥さんが近頃昔の話を始めるようになって、いまのうちに聞きとって、調べるものは調べておきたいということであった。
 『遠野物語』と直接関わりのある方が、研究所を訪ねてきてくれたことは、とても驚きであり、嬉しいことであった。